変わりゆくもの

この度の熊本地震で被災された方々に、心よりお見舞い申し上げます。

いろいろな考え方があると思うけれど、
東日本大震災を経験して思うのはやっぱり、
こういう時に自分の無力さを思って肩を落としたり、自粛ムードになるのではなくて、
毎日を大切に、一生懸命生きて、
被災地に想いを寄せながら、小さなことでも自分にできることを探すことが大切なんじゃないかなということ。

 

自分が精一杯生きる毎日の中で、それが直接的に被災地に届くものではなかったとしても、
誰かを元気づけ、勇気づけることができたら良いなと思います。

* * * * *

少し前の話ですが、今年もまた1年ぶりに誕生日を迎えました。
隠しても仕方がないので言うと、ついに30歳になったわけですが(笑)

いざなってみると、特に身構えるほどのことではなかったな、と思います。
というか、そもそも30代に入ったからと言って、劇的に何かが変わるわけもないのですが。

でもやっぱり、自分をとりまく環境は、少しずつ新たなステージに入っていってるのかもしれない、とも思います。

変化って、たいていは突然起こるのではなくて、
明らかに目に見えるものでもなくて、
気づかないうちにゆっくりゆっくり起こっていて、
でもある日急にその変化に気づいたりするから、
なんだか驚いて受け入れられなかったり、うまく対応できなかったりするのかな。

20代最後の2ヶ月くらいは、なんとなくそんなことを考えていました。

環境や、人との関係性とか。
知らずに変化していくものを自然な形で受け入れていきたいし、
それが自分にとって何か新しい道を歩むタイミングなのだとしたら、
その意味をよく考えて、自分にとって最善のものを選び取っていきたいです。

その中でもうひとつ大切にしたいなと思うのは、
当たり前のように思える毎日を、日々大切に生きること。

実は今年に入ってから、少々心身のバランスを崩してしまったりもして、
1人で遠出することや、電車に乗ることを怖く感じてしまったりする時期があり、
今まで自分が当たり前のように送ってきた生活が、どんなに幸せなものかということを痛感しました。

折しも、「30歳になる前に、また真綾さんの『from everywhere.』を読んでおこう」と思っていた矢先の出来事だったので、
29歳の坂本真綾さんが憧れた「当たり前の日々」というものの価値を更に実感。

いろんな考えがぐるぐるしてどうしようもない時期、
どうにか今までどおりに日常を過ごせるところまで戻りたいと焦っていたとき、
ちょうど触れたあとがきの中の真綾さんの言葉がものすごく優しく心に響いて、
思わず泣いてしまいました。

一年中、365日すべての日を、明るく健やかに過ごすことができなくたって、別にいいんだ。
もちろんもしそんなふうに生きられたらすごく幸せだろうけど、そんな人は、たぶんいない。
失敗したり、怒ったり、苦しいときもあるのが人間なんだ。
自分の中にある影の部分を否定して、責めて、自己嫌悪に陥るのはもうやめよう。

これからの人生で、たびたび振り返りたい一節です。

そんなふうにして迎えた30歳、
今年は自分にとって大きなイベントもあり、やっぱり大きな変化がありそうです。

第一に自分自身を幸せにしてあげて、
それでいて周りを幸せにできるような人になれるよう、
当たり前の毎日を大切に生きていきたいと思います。

Liebe Grüße,
Natsuru

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