「これから」

新しい年が始まって、あっという間に10日が経ってしまいました。

時間ってほんとに、気づいたら流れていってしまうものだけど、
1日、1日、その流れの中で新しい感動に出会ったり、新たな何かを生み出したりして、
流れるようにではなく、自分で行動することで道を切り開いていくような1年にしたいなと思っています。

自分にとって今年の目標、というかテーマは、「自分に出会う」というもの。

これは昨年末に坂本真綾さんのライブで、
真綾さんの作った「これから」という曲を聴いているときに、ふと浮かんできたものです。

一昨年からブログを始めて徐々に気がついたのですが、
どうやら私は、「形のないものに何らかの形を与えて、誰かに伝えられるようにする」ということに何か達成感のようなものを感じるようです。

素晴らしい作品に出会ったときに、自分の受けたなんとも言えない感動をどうにか人に伝えたくて言葉で表現してみたり、
自分の中から生まれてきたなにがしかの感情や考えを表現するために、文章や物語をつづってみたり。

それはもちろん、「誰かに何かを伝えたい」という思いから来るものであることは間違いないのだけど、
根本的には、私が「自分を知る」ために必要な行為なのかなあ、と最近考えるようになりました。

「自分に出会う」と言うと、何やら「自分探し」的なニュアンスになってしまうけれど、
ちょっと違うなと思うのは、自分とは結局、どこかを探して見つかるものではなく、自分の根底を掘り下げたところで出会えるものなんじゃないかな、ということ。

結局のところ、「自分が何者であるか」というのはすべての人にとって永遠のテーマなんじゃないかという気もします。

自分には何ができるのか、自分の役割は何なのか、何をすれば誰かのためになれるのか。

それを知るために私にできるのは、絵で表現することでも音楽で表現することでもなく、
やっぱり文章で自分を表現することかな、と思うのです。

自分の文章に自信があるから、と言えたら格好良いなと思うけど、そんな格好良い理由ではなく、
ただただ、文章を書くことが大好きだから。

だから私には、やっぱりこの方法が一番合っているんだろうな、とくり返しくり返し思っては、同じようなことをこの場で書いてる気もするのですが(笑)

とにもかくにも、これからの自分の在り方を考えたときに、
なぜ自分がそういう選択をしたのか、なぜそういう感情になったのかを言葉で説明できるくらいちゃんと理解して、
それを(方法はいろいろあるだろうけど)誰かのために役立てていけるような人間になりたいな、とあらためて感じたのでした。

「これから」の歌詞とリンクした感情ではないのですが、
歌ってその旋律だけでも、いろんな感情を巻き起こしてくれるから不思議です。

もちろん、「これから」は歌詞もとっても素敵な歌。
「卒業」がテーマになった曲なのですが、聴いていると私はやっぱり高校の卒業式や、その直前の時期のことを一番に思い出します。

今でも変わらず大切だけれど、
あの頃のように頻繁に会うことは難しくなってしまった友人たちと、当たり前のように毎日一緒に過ごした時間とか、
卒業間際に、拙いなりに自分のすべてを注ぎこんで書いた物語のこと。

実は最近、その物語を少しずつ読み返していて、昨日やっと読み終わりました。

「自分の書いた作品を客観的に読めるようになるには、最低でも1ヶ月は必要」とむかし聞いたことがあって、実際にそうだと思うのですが、
さすがに10年以上経っているので、初めて本当の意味で客観的に読むことができたような気がします。

いろいろと突っ込みどころも多いことは否めないのですが(笑)、
当時、書き上げたときに「今まで小説を書いてきた中で一番楽しかった!!」と思えたシーンに差しかかったときはたまらなくわくわくした気持ちになって、
すべてを読み終えたときには、胸がいっぱいになりました。

この作品を書きながら、私は本当に幸せだった。

こんなに時間が経ったのに、当時の感情をこんなにはっきり思い出せるなんて、
あのとき極限の状態(朝7時~深夜1時まで、食事以外では一切机を離れない日が5日ほど続いて最高にへろへろしたり(笑))になってまで、頑張って書いてよかったな、と。

自分が本当に「頑張った」と思えるものって、
その頑張りによって得られた結果だけではなく、経験そのものが自分の宝物になるんだなと実感して、
そうしたらやっぱり、常に何かに向かって頑張っている自分でありたいな、という気持ちにさせられました。

なんだか思いもよらぬ方向へ話がそれてしまいましたが、、
真綾さんのライブの感想は、また別途ちゃんと記事にします!

そして補足ですが、今日の写真は9月に行ったドイツのアルプ湖という湖の写真。
なんだかこんな気分だったので、載せてみました^^

Liebe Grüße,
Natsuru

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