ことだま2

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郵便局で他の列にいたおじさんが、

郵便局のお兄さんにいちゃもん(?)をつけているのを見て、ちょっとうむむ…と思ってしまった。

詳しいことはわからないけど、お兄さんがたまたま事務的に言った言葉を、

おじさんは「なんて失礼な物言いだ」と受け取ってしまったらしく。

 

聞こえたかぎりでは特に失礼とも言えないと思うし、

そんなに揚げ足取りみたいに、しかも大声で怒らなくてもいいのになー、と他人事ながら感じてしまいました。

誰かが怒られている場面って、所在ない感じになるので極力居合わせたくないものです。

 

前回の記事のつづきっぽくなりますが、やむを得ない時はあれど、

基本的には相手を嫌な気持ちにさせる言葉より、喜ばせたり、

安心させる言葉を言っていたいなーって思います。

それがたとえ完全に真実ではなくて、ちょっとだけ嘘を含んでいたとしても、

自分を守るためではなくて、他人のためにつかれた嘘は、なんだかいいなって思ってしまう。

 

それは他人を喜ばせるためにお世辞を言えっていう意味ではなくて。


たとえば、どう見ても忙しい人に「忙しそうですね、大丈夫ですか?」って声をかけた時、

「ほんと忙しくて死にそう!!」って返されるのと、

「え、全然忙しくないよー! 大丈夫大丈夫!」って返されるの、

どっちの答えがほっとするかって言ったら、やっぱり後者だと思うんです。

 

もちろん無理をしてまで、忙しい状況で「忙しくない」って言う必要はないと思う。

でも、どう答えても忙しい環境自体は変わらないような状況だったら、

ちょっとの嘘とユーモアを交えて明るく言葉を返した方が、まわりを幸せにできると思う。

そして私が尊敬している先輩たちは、こういった返しが自然にできていて憧れる。

 

ちょっとぐらい体調が悪くても、「絶好調!」って言ってみたり(本当に倒れそうな時はさすがに正直に言った方がいいと思うけど(笑))、

ちょっと気分がふさぐようなことがあったとしても、めいっぱい楽しそうにふるまってみたり。

 

不思議なもので、そういうふうに過ごしていると

本当に体調が整ってきたり、なんだかとっても楽しくなったりしてきちゃいます。

 

これは聞いた話なのですが、

自分のために嘘をつくと地獄に落ちてしまうけど、

他人のために嘘をつくと、地獄へ行って、そこから誰かをつれて帰ってくることができるそうです。

 

自分の言葉で誰かを喜ばせたり、助けてあげることができるように。

自分だけでなく周りの幸せも考えて、やっぱりポジティブな言葉を発せる人になりたいなーと思った日でした。

 

 

Liebe Grüße,

Natsuru

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