レオナパパ来独!と、その他もろもろ

2006年5月13日。

仕事でヨーロッパに出張することになったレオナのお父さんが、
レオナを訪ねてアイヒシュテットにやって来ることになった。

ということでその週の土曜日は、レオナはお父さんを迎えにミュンヘンへ、
潤と私は、2人で近隣の町、インゴルシュタットへ出かけることに。

意外や意外、これが潤と出会って以来、初めての2人きりのお出かけだった。

潤とのインゴルデート

2人での初めてのお出かけは、予想外の展開ばかりの不思議な1日となった(笑)

行きの道中で早速、降りるべきインゴルシュタット北駅を乗り過ごし、
インゴルシュタット中央駅まで行ってしまった我々。
「ま、戻ればいいよね~」なんて能天気に言っていたら、なんとまあ、戻りの電車が来るのは1時間後。

これには多少驚きつつ、のんきにバゲットを買って食べ、
駅中の本屋で日本の漫画(ドイツ語版)を見つけ、それなりに興奮。
私はちゃっかり、『フルーツバスケット』の1巻を購入した(笑)

そうこうしているうちに電車がやって来て、昼過ぎにやっとインゴルシュタットへ到着。
その後、気ままに買い物をして、なぜか『フルーツバスケット』の6巻と9巻を買い、
15:30にインゴルシュタットの学生たちと落ち合った。
この日集まったのは、スロヴァキア人のイワナ、ハンガリー人のアナマリことアンナマリア、ルーマニア人のアリナの3人。

女子会らしくアクセサリーのお店に行ったり、
当時まだ日本ではあまり知られていなかったH&M(ドイツ語にちなみ、私たちは「ハーエム」と呼んでいた)に行ったり。

アナマリおすすめのアイスクリーム屋さんのカプチーノアイスが絶品だったことは、今でもなんとなく覚えている。

その後、潤と一緒に「そろそろ帰ろっかね」という雰囲気になってきたものの、
電車の時間が微妙だったこともあり、一旦アリナの家(留学生のシェアハウス)にお邪魔。
なぜかバナナとお茶をごちそうになり、のんびりしていたら出発がぎりぎりになってしまった。

「まあ間に合うでしょう!」とアリナの家を出たものの、
やはりその後道に迷い、「もう確実に電車間に合わない!」という時間になったため、
諦めた我々はなぜか道端のたんぽぽの綿毛を吹いたりして休憩を取った。

乗ろうとしていた電車は20:05だったのに、次の電車は22:05(笑)
ドイツの夏は陽が落ちるのが遅いため、まだまだ空が明るいのを良いことに、潤と私は再び町の中心地へ。

ここでSUBWAYを発見し、あまりのひもじさにそのまま中へ入ってみた。
クリームチーズのおいしさをかみしめたりしながら、なぜか潤と環境問題や精神論について語っているうちに、
時間になったので今度こそアイヒシュテットへ戻る電車に乗り込んだ。

…までは良かったのだけれど、最後に乗り換えた単線で、
「交代の運転手が遅れているので少々お待ちください」とのアナウンス。

いやいや、今運転席にいるあなたがほんの10分運転してくれれば着くでしょう、と突っ込みたくなるものの、
そのへんはきっと労働法の何かとかで運転できない事情があるのでしょう、とのみこみ、
交代の運転手さんを電車の中でじっと待つこと30分(笑)

やっとこさアイヒシュテットに帰ったときには23時過ぎでさすがにぐったりしていたけれど、
その分、潤と2人で語れる時間もとても長くて、本当に充実した1日だった。

そして、寮に着いたところでようやくレオナ&レオナパパ(過去に面識あり)に再会!
2人も2人でいろいろあった1日だったらしく、ミュンヘンからアイヒシュテットまで2時間ほどで着くはずが、
4時間もかかってしまったとか(笑)
お互いに、ドイツ(というよりは日本以外?)の鉄道事情の洗礼を受けた日になった。

ちなみに、ドイツ語版『フルーツバスケット』はこんな感じ(私は夾が一番好き)(笑)↓

レオナパパとお茶

翌日、レオナ&レオナパパ、潤、私の4人はカフェ・フックスへお茶をしに行き、
優雅な日曜の昼下がりを過ごしていた。

と、ここで建築関係の仕事をしているレオナパパがおもむろに取り出したのは、
まさかのダウジング棒(笑)
興味津々の私たちが順番にダウジングをさせてもらっている姿を、
周りのドイツ人も興味津々に眺めていた。

結局、私たちがあまりにはしゃぐので、レオナパパはレオナにダウジング棒を贈呈。
その後、部屋の模様替えをする際に、レオナからダウジング棒を借り、
自分にとってより快適な空間を目指すのに役立たせてもらった。

私たちに心地良い空間と素敵な笑いをもたらしてくれたレオナパパに感謝!

リョウさんを囲んだ日

そのまた翌日。
近々、日本文化について紹介するイベントを一緒に開きたい、と
留学生支援グループのみなさんに持ちかけられた我々は、学生の居酒屋、テーケで打合せをしていた。

そして打合せ終了後は、そのままなんとなく日本人でおしゃべりをする雰囲気に。
ここへ来てやっと、留学仲間のリョウさんとじっくり話す機会に恵まれたのだけど、
リョウさんはとにかく知識がとても豊富で、かなり面白い人だということが判明!(笑)

年齢がそこそこ離れていることもあり、いろいろなことが自分とは違った目線で語られるのが新鮮だった。
音楽の話から、モーツァルトとベートーベンの曲の作り方の違いを教えてもらったり、
ジャンル問わずいろいろな話を聞くことができて楽しかった。

結局深夜1時過ぎまでテーケでおしゃべりをしていたのだけれど、
真逆の方向に住んでいるのに、小娘3人を寮まで送り届けてくれて非常にありがたくもあった。

…なんていうことを今の今まで忘れていたのに、日記を見て思い出した(笑)

日本人とは日本でも話はできるけれど、逆にこういった環境にいるからお互いに話せることもあって、
留学をきっかけに周りの日本人との絆が深まっていくのもまた、ひとつの醍醐味だと私は思う。

何よりも、帰国した後も当時の思い出を共有できる仲間が身近にいるのは嬉しい。
10年近くが経った今でも、レオナ、潤、リョウさんと私はアイヒ会を開催し、
ビールを飲んだり、写真を見て当時の思い出にふけっては大爆笑したりしていて、
一瞬で当時の空気に戻ることができる気がする。

そんな私たちの「今」につながる、5月の3日間だった。

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