スペインから無事帰国したばかりの週末。
レオナ、潤、私の3人は、前から気になっていた町、パッサウ観光に出かけた。
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どうでもいいけどもこの前日、
私の鞄の中でペットボトルが氾濫を起こし、大切なデジカメとドイツの携帯が水没。
ちょうどドイツ語会話の授業に向かう途中で、
あまりの事態にテンションがだだ下がりになり授業を放棄して帰ろうかとも思ったものの、
同じクラスのキングコング西野さんに激似のイタリア人、ファブリツィオに出くわし、
気力を持ち直す。
そしてなんとか出席した授業のテーマが「科学技術」で、
自分にとって何の電子機器が一番大事か、という議論をした時、
「携帯が一番大事」と発言する私の心には隙間風が吹いていた…。
が、実はその後、電池を抜いて一晩乾かしたら、携帯もカメラも奇跡的に復活!
そんなわけで(?)、今回から一度水没を経験したカメラと共に旅の模様をお届けしたい。
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この日は朝の9時に駅集合!
アイヒシュテット・シュタット駅からアイヒシュテット駅まで行く単線の中で、
なぜか車内放送を地元の小学生が担当しており、
周りの小学生が爆笑していた。
田舎ならではで、こっちまでほのぼのしてしまった一コマ。
パッサウまでは、ものすごくおぼろげな記憶だと3時間はかかった。
レーゲンスブルクから更に乗り換えないといけなかったけれど、
これまたおぼろげな記憶だと、コンパートメントで乗りあったおばあちゃんと会話をしたりして旅を楽しんだ。
そしてようやく、パッサウに到着!
ここは実は、オーストリア、チェコの国境に接している町。
ドナウ川、イン川、イルツ川の3つの川がここで合流していることで有名だそうな。
ちなみにそれぞれの川の色が全然違うのも面白いポイント。
無事に着いたはよかったものの、この日はあまり天気もよくなく、
信じられないくらい寒かった(笑)
…ものの、パッサウは小さな良い感じの街。
着いたらいきなり伝統行事的な、魔女の儀式みたいなことをやっていてちょっと怖かったけれど(笑)、
気を取り直して、街を散策。
夏に来たらきっとさぞ涼しげなのでしょう、と思いながら、
寒空の下を歩く3人。。
川の合流についての説明もあり。
とにもかくにも寒いので、観光は早目に切り上げ、ポストカードを買って帰路へ。
ケバブを買って列車に乗り込むも、このケバブ、辛すぎて食べるのが大変だった(笑)
帰りは乗り継ぎ関係で(なぜか行きとは真逆の方向のニュルンベルクを通ったりする)、
帰りにかかった時間はなんと5時間(笑)
その間、この冬の趣味を編み物にすることにした私たちは、レオナから丁寧な指導を受け、
せっせとマフラーを編んでいた。
というわけで、22時すぎくらいにアイヒシュテットに帰還。
次の日ようやく、スペイン旅行後初の休息を味わった(笑)