アイヒシュテットのクリスマスマーケットに行った翌日。
私は朝の7時過ぎに駅に向かった。
実は先日、ドイツ料理を作る会で一緒になったチェコ人留学生、ベロニカとイロナが、
「ザルツブルクのクリスマスマーケットに一緒に行かない?」と誘ってくれたのだった。
駅に行くと、チェコ人留学生6人、イタリア人留学生4人、私たち日本人留学生3人のわりと大所帯。
バイエルンチケットを買い、列車に乗り込んだ。
途中、ミュンヘンまでの列車が遅れどうなることかと思ったけれど、
走ってザルツブルク行きの列車に乗り換え。
何やらものすごく混んでいて、しばらく立ちっぱなしだったのが地味に辛かった。。
思えばガルミッシュ=パルテンキルヒェンに行った時も、この方向の電車は混んでいた。
事情はよくわからないけれど、そういうものなのかもしれない。。
そんなこんなで、ミュンヘンから2時間くらい乗った後、
列車はザルツブルクに到着。
着いてからは小腹が空いたのでみんなでパンを買ったりしたけれど、
大所帯・多国籍の性か、いつの間にか自由行動になっていた(笑)
私は人生2度目のザルツブルク。
しかも前回はバスで来たので、初めて駅から旧市街までの道を歩いた。
その途中にあるのがここ。
ミラベル庭園!
名作映画『Sound of Music』の撮影でも使われた場所で、
「ドレミの歌」で使われたここなんかは特に印象深い。
日本人的には大興奮!の場所なのだけど、
ヨーロッパの人たちはあまり映画を知らないらしく、きょとんとした顔をしていた。
その後、私はレオナ、潤と焼き栗やホットドッグを買ったりしながらぶらぶら散策。
どこもクリスマスモードでかわいい^^
スケートリンクも。
前もちょっと見たモーツァルトの生家。
その窓からこちらに手を振ってくれた謎の老人。
ランチはモーツァルトカフェでとろう♪と意気揚々と向かってみると…
中は激混み!
そしてこちらでは(このお店では?)並んでいるお客さんを順番に空いた席に案内するという文化がなく、
空いた席から早い者勝ち!みたいな感じで席を取らなければいけないので、
せっかくのモーツァルトのカフェなのに風情も何もあったものではない。
私たちは早々に諦め、チョコレートで有名なDEMELのカフェへ。
こちらでも並んでいたら横入りされたりしたのだけど、
日本語で超文句を言っていたら店員さんが気配を察し(というか横入り事件を見ていたのだと思う)、
順番に席に通してくれた。
やっと腰を落ち着けた我々。
私はチョコレートケーキにココアを合わせるというタフメニュー。
とっても美味しくてとっても満足。
その後、クリスマスマーケットの方へ。
どのお店をのぞいてもまるで夢のよう!
…だったけれど、素敵なものがありすぎて逆に何も買えず、
グリューヴァインとジャガイモの食べ物だけ買って終了(笑)
とは言え、クリスマスの雰囲気も存分に味わえたし、
とても楽しい1日だった^^
が、最後あまり時間がなくてグリューヴァインを飲みつつ駅まで急いだせいか、
帰りの列車で大変気分が悪くなった。。
ものの、しばらくしたら何事もなかったかのようにおさまり(笑)
夜には無事に、アイヒシュテットに到着したのだった。