ボン観光
タイトルに「夜の」とつけたのは、
本当に暗くなってからの観光だったので当時持っていたデジカメでは建物もあまり写せなかったけれど…
という言い訳をするため(笑)
ケルン大学に留学しているちぃちゃんは、学生証を持っているだけで、
ボンという、かつて西ドイツの首都だった町まで無料で行けるらしい。
更に1人だけ、同伴者も一緒に連れて行けるのだとか。
それならばぜひボンに行ってみよう!
ということでちぃちゃんと私は寮を出発したのだけれど、
ちぃちゃんが学生証を忘れてしまったことが発覚し、
一度寮に戻りがてら郵便局に寄ったり、アイスを買ったり、
ついでに寮でまったりしていたらいつの間にか出発が19時過ぎになってしまったという話(笑)
夜になってしまったのは計算外だったけれど、
逆にこの時間から列車でお出かけするというのも新鮮な感じでわくわくした。
ほどなくして、私たちはボンに到着。
これがボン(夜)の街並み。
ヨーロッパの(?)夜の灯りはあたたかくてなんか好き。
ちょっともう、何の像だかまったくわからない銅像の写真(笑)
当然ほとんどのお店は閉まっているので、
ボンに着くなり買ったポテトを食べながらうろうろしているだけだったけれど、
やっぱり西ドイツの近代的な町、という感じがした。
いわゆる、「日本人の想像するメルヘンなドイツ」というのは
やっぱりバイエルンなんだなあ、と思うと同時に、
この頃はこういう近代的な街並みも素敵だなあ、と思うようになっていた。
暗闇の中に佇むこの建物、ボン大学だったような気もするようなしないような…(笑)
こんな調子だったけれど、個人的にはけっこうボンの町が気に入ったので、
いつかまた機会があれば行きたいなあ、と思っている。
今度はもっと明るいうちに(笑)
アイヒシュテットへ帰還
そしてこの翌日、
私はまた半日かけて、アイヒシュテットへと帰って行った。
5月にケルンに帰るちぃちゃんを見送ったあの時と比べると、
今回はあまり寂しさは感じなかった。
何せ半月も同棲生活を送らせてもらったし(笑)、
どのみちあと4ヶ月後にはお互い留学生活を終えて、
日本で会えることがわかっていたというのも大きい。
しかしながら、なんとちぃちゃんとは運命のいたずら(?)で、
約3ヶ月後にもう一度ドイツで顔を合わせることになるのだけど、
この時の私たちは知る由もなかった。
ICEでヴュルツブルクあたりまで来ると、
窓外の景色に「ああ、バイエルンに戻ってきた!」という気持ちになった。
やはり列車は最後までスムーズとはいかず、
ニュルンベルクで30分ほど待ちぼうけを食らったりもしたけれど、
無事、2週間ぶりにアイヒシュテットへ帰還!
旅行から帰ってきていた潤とも久々に話をして、
この日はレオナのお姉さんが日本から泊まりに来ていたので、
夜遅くまでみんなでおしゃべり。
長い夏休み、みんなそれぞれの場所でそれぞれに過ごしていたけれど、
こうしてまたいつものアイヒシュテットでの生活が戻ってきたことも嬉しかった。
そんな私たち、授業が始まるまでの日を有効活用したいということで、
週末に一泊旅行に行くことになった。