ベルリン旅行記 -3日目-ペルガモン博物館

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ベルリン旅行最終日。

朝、ホステルの窓から撮った写真。

朝焼けというのか朝もやというのか(?)、
なんだかとてもきれいだった。

最終日はバスに乗って、みんなでペルガモン博物館へ。

ギリシャ、ローマ、中近東の美術品が展示されていて(撮影可)、

中はこんな感じだった。

正直、私にはベルリンの壁博物館とかの方が面白かった(笑)

まわり終わってバスに向かう時、
まだ一度も話したことのなかったフランス人学生たちが話しかけてきてくれた。

ジュリオン、トーマスと名乗る彼らは、
実はこの前日、我々が「もうすぐ出発だから急いで食べないと」と焦って朝食を食べている頃に食堂にやって来て、
のんびり食べる上におかわりまでしていたツワモノたち(笑)

そして何を隠そう、トーマスはベルリンの壁見学の際に我々が「ヨレ」と呼んでいたその人で、
名前が判明した後もずっと、陰では「ヨレ」と呼んでいた(笑)
ジュリオンの方は、幼い頃に京都に行ったことがあるらしかった。

例のごとく睡眠不足だったので、帰りのバスでは爆睡か…と思われたものの、
なぜかここで隣に座った潤と話に花が咲き、いろいろなことを語ってしまった(笑)

議題は主に、「今までの人生をどう過ごしてきたか」(笑)

そこから将来の話をしたり、もうとにかくいろいろ。

思えばこういう話も、大学を卒業してからはすっかりしなくなってしまったなーと、
当時の日記を見て思う。
なんだか寂しいようでもあり、でも今はちょっと恥ずかしくてこんなに語れなさそうだなとも思ったり、
人間というのは良くも悪くも、いつの間にか変わっていくんだなあと感じる次第(笑)

そうしてアイヒシュテットを目指すこと、約7時間。
疲れはしたけれど、大満足で終わったベルリン旅行だった。

今回の旅行は、それまでそんなに旧東ドイツに興味のなかった私の意識を変えてくれ、
これ以降、かなり興味を持って当時の資料を読んだりするようになった。

その中で観た、ベルリン分断時代の東側の話を綴った映画『Das Leben der Anderen』。
(邦題は『善き人のためのソナタ』。原題とはまったく違うけれど、秀逸なタイトルだと思う)

東側の市民に対する監視体制を肌で感じられる貴重な作品(実際はもっとひどかったという話もあるけれど)なので、
当時の社会に興味のある人にはおすすめ。

ベルリンにはきっとまだまだ見ていないものがいろいろあるので、
またいつか、行ける機会があったら嬉しい。

 

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