ケルンに留学中のサークル同期、ちぃちゃんがアイヒシュテットにやって来た翌日のこと。
恒例の留学生みんなで行く遠足で、私たちはヴュルツブルクを訪れた。
なぜいつも週末には雨が降るのかと疑問に思いながら、
行きの列車ではみんなにちぃちゃんを紹介したりして、
ヴュルツブルクに到着!(天気の悪さ笑)
最初にぞろぞろとみんなで市内観光をし…
教会にも入ったりして…
ドイツ文学史上に名を馳せた詩人、
ヴァルター・フォン・デア・フォーゲルヴァイデのお墓にも訪れたりした。
昼休みにはレオナ、潤、ちぃちゃん、私の4人でピザを食べ、
再びみんなと合流した後、本日のメイン、レジデンツへ!
世界遺産でもあるこちら、18世紀に建てられた大司教の宮殿なのだそうで、
ヨーロッパでも屈指のバロック宮殿なのだとか。
もちろん観光名所のひとつで、実は私も1年ほど前にツアーで訪れたこともある場所。
ということで日本人観光客も多いに違いないのだけど、
こういう場所で日本語を見かけると現実に引き戻されるような気もして、
個人的には少々複雑な気持ちにもなる。。(とは言え、親切でありがたいのもたしか)
レジデンツはツアーで訪れたときにガイドさんのお話が非常に興味深く、
印象に残った場所だったので、もう一度来ることができて嬉しかった。
「階段の間」は本当に印象的だし、
実際の見本がなく、想像で描かれた別の大陸の動物や、
白い絵の具で天井に絵を描いた絵師が、後に失明したという話。
様々な背景の中で、その時代ならではのエピソードを含みながら完成した建築物を、
現在、こういった形で縁もゆかりもない自分が見ているというのは、やっぱりなかなか感慨深い。
宮殿内をぐるりと見てまわった後は、周囲に広がる宮廷庭園を散策。
以前ツアーで来たときは庭園には入れなかったので、これもかなり嬉しかった。
広い庭を見ていると、ここに住んでいた人たちは一体どんな生活をしていたのか、
ますます不思議になってしまう。
当時の情景を見てみたいなあ、と思いながら、私たちはレジデンツを後にした。
その後は恒例中の恒例となったアイスを食べ、お店を見てまわったりし、
みんなで駅へ。
寮に帰ってからはちぃちゃんと一緒に麻婆春雨丼を作り、お味噌汁を飲み、
日本の味の素晴らしさに2人して感動。
コパンやトッポを食べて、日本のお菓子のクオリティにもあらためて感動(笑)
この日も夜更かしするかと思いきや、やっぱり眠くて2時くらいには寝てしまった。
楽しい時間は本当に、あっという間に過ぎていく。