アイヒシュテット散策 -旧市街からアルトミュールへ-

ヴュルツブルク遠足の翌朝。

9時半くらいに目覚めた私は、ちぃちゃんが起きるまでの間、
洗濯をしたり、『そして誰もいなくなった』の続きを読んだり(そして読み終わった)、
日記を書いたりしてのんびり過ごした。
なんともゆったりした、日曜日の幕開け。

ちぃちゃんが起きてからは、買っておいたワッフルをトーストして、
アイスをのせて食べるという夢のような朝食を準備(笑)

おいしい、おいしい、と食べていると、ふとちぃちゃんがこんなことをきいてきた。
「今は食べるの好き?」

ちぃちゃん曰く、むかし私がサークルの合宿で話した
「食べることは自分の人生においてあまり重要じゃないから、
もし人間が食べなくても生きていけるなら、食べなくてもいい」
という発言を、このときなんとなく思い出したらしい。

こうきかれて初めて思ったけれど、
たしかにドイツに来てからは、前より食べることそのものを楽しめるようになったかもしれない。

生まれて初めて一人暮らしを経験して、
今何を食べたい気分かを自分で考えて、自分の食べ物を自分で作ることの楽しさを知れた気がするし、
どうせ食べるなら今食べたいもの、おいしいものを食べたい、と思うこだわりも出てきた。

アイヒシュテットは田舎町で、東京と比べたら娯楽がものすごく少ないせいもあるかもしれないけど、
食べることや眠ること、料理や洗濯をすること、
人間の生活に必要不可欠なものをより深く味わい、楽しめるようになった気がする。

自分自身、なんだか嬉しい変化だった。

朝降っていた雨がやんで晴れてきたので、
私はちぃちゃんを連れ、かねてから予定していたアイヒシュテット散策に出かけた。

普段何気なく暮らしている町でも、ちぃちゃんと一緒だと、
途端に面白く感じられるものや新鮮に感じられるものをたくさん発見することができた。

よく見るとやたらと斬新な植木鉢や、

日曜の静かな大学の通り。

旧市街の手前にある噴水(?)。

雨上がりの空がとにかくきれいで、
アイヒシュテットはこんなに美しい街だったんだ、とあらためて感動してしまった。

そして、嘘のように人のいない旧市街(笑)

旧市街を見てまわった後は、以前チューターのブリギッテと行ったアルトミュールのほとりに行き、
マドラー2本をお箸に見立て、カフェ・フックスで買ってきたケーキを食べた。
こういうとき、お箸って本当になんでもつかめてすごいなと思う(笑)

こうして歩いてみると、行ったことのない場所がまだまだたくさんあって、
ちぃちゃんといろんな話をしながらの散策は本当に楽しかった。

アイヒシュテットという町は、狭いようで実は広い。

アルトミュールを後にした私たちは、アイヒシュテットの誇るお城(というか城塞?)、
ヴィリバルツブルクへ向かうことにした。

つづく。

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