留学生支援団体の企画してくれたイベントで、
ドイツ人学生と一緒にドイツの伝統的な料理を作って食べる、というものがあったので参加してみた。
グループ分けはくじで行われ、私は留学生が多く集う寮、ザンクト・ミヒャエル組になった。
ドイツ語のクラスで一緒のチェコ人留学生、イロナとベロニカとも同じ組になり、
初めてゆっくりおしゃべり。
彼女たちはやはりもう10年くらいドイツ語を勉強していてぺらぺらなのだけど、
「何年ドイツ語やってるの?」ときかれたので「2年」と答えるとかなり驚かれた。
「でももっと少ない勉強期間で留学してる子もいるし」と言ったら、
「だって日本語とドイツ語って全然違うでしょ??」と。
たしかにチェコ語とドイツ語に比べれば全然違うだろうけど、
実際は何年もやっている英語と似ていると言えば似ているので、そこまでとっつきにくいものでもない。
でもそういえば、ドイツ語の授業のテキストに英語が出てきた時、
彼女たちは全然発音がわからないみたいだったなあと思い出し、
「日本人が幼い頃から英語を勉強する」という感覚自体があまりわからないのかな、と。
そもそもアイヒシュテットに住んでいる日本人自体が私たち留学生しかいないので、
イロナもベロニカも、ドイツ料理を教えてくれた学生も日本には興味津々らしく、
いろいろなことを質問された。
しかしながら「犬食べるの?」ときかれた時はさすがに驚愕。。
断固否定したけれど、ヨーロッパの人からすると日本はまだまだミステリアスな国なんだな、と実感した。。
そんなふうにおしゃべりしながらできあがった料理はこちら!
今見るとビールがかなり減っているけど、料理しながら飲んでたんだろうか…。
まさにドイツ的というか、バイエルン的なこの料理。
シュバイネブラーテンと呼ばれる豚のローストと
じゃがいもで作るお団子(?)、クヌーデル。
付け合せに紫キャベツ(味は甘め)。
個人的には少々量が多かったけれど、ものすごく美味しかった。
その後もなんだかんだおしゃべりし、解散したのはなんと0時を過ぎてから。
実はこの時間に1人でアイヒシュテットを歩くのは初めてだったけれど、
寮まで15分くらい歩いたのに、すれ違った人はたったの2人。。
留学生の集まる寮はにぎやかでも、外に出たらまるで別世界。
あらためてアイヒシュテットの静けさを体感した夜だった(笑)