留学初期、何が大変だったかというと、役所等の手続きあれこれがかなり大変だった。
ので、記録として一応残しておきたいと思う。
ビザ
「あれこれ」と言いつつ、大変だったのは主にこれ。
ドイツの長期滞在ビザは日本での手続きだけでは取得することができない。
日本にいる時にドイツ大使館へ行って必要な書類を提示して申請を行い、
ドイツ国内の役所で更に手続きをしないといけない。
何が大変かと言うと、ドイツの役所の開いている時間帯が限られていること。
かなり朝早くから開いている代わりに、閉まるのもとにかく早い(笑)
この時間制限が、1日じゅう授業のある学生にはなかなか厳しい。
ドイツで口座を開くにも携帯の契約をするにも、とにかくこれが必要なので、
手続き的には最優先事項。
私がビザを取得した4月はイースター休暇もあったので、なんとかイースター前に取得したい!と焦っていた記憶がある。
ちなみに学生ビザの場合、取得には大学で発行された学生証も必要。
学生証
各大学で事情は異なると思うけれど、早起きして語学講座の始まる前に大学の事務局に行って取得。
大学の事務局も開いている時間が限定されていて、あまり気楽に考えていると手続きができなかったりする。
住民登録
これに関してはあまり記憶がないけれど、開いている時間帯に市庁舎に行って、書類に必要事項を記入するだけで終了だったはず。
口座開設
ビザを携えて郵便局へ行き、書類に必要事項を記入。
アイヒシュテットでは、郵便局のおじちゃんがハリボーのグミやチョコレートをくれることがある(笑)
電話線
電話線を引かないと寮の部屋でインターネットが使えないため、郵便局で手続き。
電話線を引くのには特別な工事が必要なのだと思いこんだ私は、
「この日のこの時間に部屋にいたら工事の人が来るんですよね?」と郵便局のおじちゃんに何度も確認したのだけれど、
いざその日になってみると、工事の人など来る気配もなく、電話線はあっさり開通。
どういう仕組みだったのかいまだに謎。
保険
保険会社が寮のすぐ近くにあったのと、留学生支援グループの学生が手続きを手伝ってくれたのとで、
保険には案外すんなり入ることができた。
バーンカード
これは必ずしもではないけれど、お金を支払ってこれを作ると、ほぼ全国のドイツ鉄道(ドイチェ・バーン)の切符が割安になる代物で、ちょくちょく列車に乗るのであれば、絶対作った方がお得。
私が持っていたのはあらゆる切符が半額になるカードで、有効期限は1年間。
ざっと思い当たる手続きはこのくらい。
当り前の話だけれど、いろいろ行った契約は帰国前の解約が必要なため、それもまた少し手間がかかる。
バーンカードも2年目はまさかの自動更新なので、作る方はそちらの解約もお忘れなく!