だらだらと眠りについてしまった1日目を経ての朝。
各々明け方にシャワーを浴びて二度寝したりしつつ、
9時には完全起床。
ホテルのビュッフェでおなかいっぱい朝食をとり、
チェックアウトしていざ外へ!
…出てみたものの、
雨が降っていたりと天気も悪く、やる気をそがれる私たち(笑)
とは言え、せっかくここまで来たのでやっぱり山登りをしないといけないでしょう、
ということで、「適当な山をのんびり登山」プランはやめて、
登山鉄道(?)でドイツ最高峰の山、ツークシュピッツェへ行くことに決めた。
ツークシュピッツェはドイツ最高峰、と言いつつも、
富士山よりも低い2,962メートル。
ドイツ・バイエルン州とオーストリア・チロル州の境目にある山だそうな。
鉄道の駅を発見した我々は、
来るはずのない時間に突然やって来た電車にあわてて飛び乗ったため、
切符を買う暇がなく山までまさかの無賃乗車。
(※下山の時にきっちり往復運賃(当時45ユーロ)を支払った)
旅のお供は昨晩の宴会(?)の残りのペットボトルのビール。
もはやアルコールは抜けていたと思うけれど、
ペットボトルでビールがあるなんて、さすがビールの国ドイツ。
そして鉄道は終着駅へ。
そこを降りると…
軽装の我々にそぐわない、いきなりの雪景色!!(笑)
私は念のため持ってきていた帽子、マフラー、手袋を早々に装着。
レオナも即座に、首に寝間着のパンツを巻いた。
そしてケーブルカーに乗り、山頂にやって来た私たち。
あれが山頂。
とりあえず、寒くて寒くて全員ぶるぶると震えていた(笑)
驚いたのは、こんなところにやって来てまで、
アイヒシュテット在住のドイツ人に出会ったこと。
アイヒシュテットの観光名所の話なんかで盛り上がり、
世間は狭いなと実感した。
冷え冷えとした雪景色の山頂だったけれど、
徐々に晴れてくると雲の隙間から光が射しこんで、
なんだか天国のようにも見えた。
ここは文字通り、「天国に一番近いドイツ」とも呼ばれているみたいだけれど、
雲海を目の当たりにすると、あらためてその表現がしっくりくるような気がした。
山頂には教会もあって、
こぢんまりしているけれど、
礼拝堂はこんな感じだった。
ざくざく道を歩いていくと、
山肌がこんなに見える場所もあったりして。
4人で寒そうな顔で記念撮影もして、
ビールを片手にソロ写真も撮ったりしてから、
鉄道で再び下山する前に、
食堂みたいなところで列車の時間を待っていたような記憶がある。
下山してからはケバブを買い、
あっという間にアイヒシュテットへ帰る時間になってしまったけれど、
帰り道はリョウさんを巻き込んでの恋愛トークで盛り上がったレオナ、潤、私の3人(笑)
この旅行をきっかけに、
冬学期はちょくちょく、この不思議なメンバーで各地を回ることになる(笑)