ベルリン旅行記 -2日目-①ベルリンの壁、市内周遊、チェックポイント・チャーリー

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ベルリン旅行2日目。

この日は6時半すぎに起床。
なんだかんだ3時間強しか寝ていないという恐ろしい事実。
でも特段問題なし(笑)

朝食をとり、9時にホステルからバスに乗り込んだ。

ちなみになぜかこの日から、もう1人男子学生が加わった。
(前日寝坊してバスに乗り遅れたのでは、と一瞬疑った)

その学生の顔を見たとき、私は1人強い衝撃を受けていた。

* * *

実は少し前、学食でたまたま見かけた学生がいたのだけど、
彼は外国人なのに、あまりにもサークルの先輩(部長)にそっくりだったのだ。

思わずその場にいたレオナ(先輩の顔を見たことがある)に、
「あの人すごい先輩に似てるんだけど!!」と報告。
するとレオナも、「あ、見たことある!」と瞬時に気がつき、
それ以来、見ず知らずの彼が一体何者なのか、異様に気になっていたのだった。

* * *

もうおわかりだと思うけれど、その彼(以下、部長)がまさかの、
このタイミングでベルリンに出現!!

そして部長は遅れて来たとは思えないほど、仕切る仕切る(笑)
どうやらベッティーナと同じ、留学生支援団体の一員のようだった。

まさかこんなところで会えるなんて、と私は1人で盛り上がり、
風景を撮る振りをして部長の顔を隠し撮り(申し訳ない)。
後にサークルメンバーに確認したところ、
やはり大部分の人が「そっくり!!」と賛同してくれたのだった(笑)

バスはこの日も相変わらず、「みんな乗った?」「はーい」という適当な確認で即出発(笑)
前日と違う点は部長が一応人数を確認していた点だけれど、
バスが出発した後に人数を数えてもあまり意味がないのでは、と
内心突っ込まずにはいられなかった。

この日は3時間ほどかけて市内周遊。
ガイドさんがバスに乗って、いろいろな説明をしてくれた。

そしてここで、私はついにこの目でベルリンの壁を見た。

今は様々なアーティストによって絵が描かれている壁。
残されているのはほんの一部だと思うけれど、
それでもけっこうな距離があった気がする。

壁の向こう側。

昨日訪れたブランデンブルク門の前に、当時はこんなふうに壁があり、
西と東を分けていたらしい。

東西分断期の検問所の絵。

この旅行でレオナ、潤、私が注目していた冬学期からの留学生。
まだこの時は名前がわからず、勝手に「ヨレ」とあだ名をつけていた。
(理由:ちょっとヨレヨレの服を着ていたから。失礼極まりない)
今見てもなんかかわいくて和む写真(笑)

旧東ドイツ名物、信号のアンペルマン
そのかわいさが非常に人気で、グッズになっていたりする。

私は緑の方がかわいくて好きなのに、緑になったら信号を渡っていたせいか撮りそびれ。。

…と思って写真を物色していたら、レオナにもらった写真の中に発見(笑)

これが緑。
かわいすぎる。

ちなみにベルリンにはアンペルマングッズがそろっているアンペルマンショップもあり、
そこでレオナが買ったクッキー型で後に作ってくれたクッキーがこちら↓

めちゃくちゃかわいい。
私もクッキー型買えばよかった(笑)

それからバスは国会議事堂の方へ移動。

私たちが昨日行ったのはガラスドームの方で、
こちらはむかしながらの建物。

実はここで、非常に気になるものに遭遇。

何かのパフォーマンス?

カメラを向けると…

こんなふうにポーズを取ってくれた。

これが一体何だったのか、いまだに正体はわからない(笑)

そしてまたバスに乗り込み、バスの中から市内を観光。

戦勝塔
1864年、デンマーク戦争に勝利した記念に建てられたものらしい。

空爆を受けた当時のままの、カイザー・ヴィルヘルム記念教会

なんとなく撮ったベンツ。

その他、なんとなく撮ったものたち(笑)

そうこうしながらやって来たのは…

こちら。
チェックポイント・チャーリー

ここは先ほどベルリンの壁に描かれていたような、
東西分断期の東ベルリン・西ベルリンの国境検問所
まさに分断期の象徴。

旧アメリカ地区のため、今でも(観光用だけれど)米兵が立っている。

そしてこの付近にあるチェックポイント・チャーリー博物館(ベルリンの壁博物館)
ものすごく勉強になった博物館だった。

西と東に分断されてしまった町、ベルリン。
壁の向こう側に行くために、車の中や鞄の中に隠れた人、
気球を利用しようとした人、ついに向こう側に行くことはできなかった人。

当時の生活や、壁が壊された時の映像。
すべてが興味深くて、食い入るように見つめてしまった。

信じられない話だけれど、ベルリンの壁が壊されたのは私が生まれてからのこと。
私がベルリンを訪れた当時は、壁崩壊から20年すら経っていない時だった。

歴史、芸術、文化など、あらゆるものが詰まっている都市、ベルリン。
冬学期まで訪れなかったのが惜しくなるくらい、
たくさんの刺激を与えてくれる町だった。

 

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