初めてのベルリン、初めての旧東ドイツ。
ユダヤ博物館を見学した後、
私たちは2日間泊まるホステルへ向かった。
みんなで来る旅行は、移動もすべてバスなので非常に楽。
大人数で来ているのでホステルも大部屋みたいなところかなと思っていたけど、
蓋を開けると4人部屋(でもベッドは6つ)。
部屋の中にトイレ、シャワーもついていて、予想よりかなり良いホステル。
部屋割りは当然と言えば当然(?)、私はレオナ、潤と一緒で、
もう1人はフィンランド人のエリナ。
なんだかエリナに申し訳ない気もするものの、
フィンランド人は1人だったのでまあこういう振り分けになるか、、とも思いつつ。
少し休憩して18時すぎ、ここからは自由行動なので、
私はレオナと潤と一緒に、夜のベルリンへくり出した。
せっかくなので大都会のデパートに行ってみたけれど、正直あまりたいしたものはなく…(笑)
今現在はどうかわからないのだけど、
2006年当時は町の至るところに日本ではついぞ見なくなったダンキンドーナツがあり、
勝手に懐かしく思っていた(笑)
その後、せっかくなので夜のブランデンブルク門に行ってみることに。
地下鉄とかに乗って行ったような記憶。。
ドイツ語関係の教科書などでよく目にしていたこちら。
これがブランデンブルク門。
本物だ!、と地味に感動。
かつてこの門の目の前にベルリンの壁があったなんて、とても信じられなかった。
そしてこの時、1人1台黒塗りの車(ベンツ?)を操り、
門の前で記念撮影(?)をしている謎の男性5人組と鉢合わせ。
超謎!
でも後から考えたら、モデルの撮影かなんかだったのかも…?
それから我々は、ホロコースト記念碑を見学。
ここは昼に訪れたユダヤ博物館で体感した「亡命の軸」の先にあったようなコンクリートの並ぶ敷地で、
虐殺されたユダヤ人たちのための記念碑になっている。
この時はすでに暗かったので、翌日バスから撮った写真がこちら↓
見てのとおりまるで墓地のようで、地面もかなりうねった形状になっている。
スペースもかなり広い。
こんな都会の真ん中でこれだけの敷地を使ってこの記念碑を建てるということが、
過去のホロコーストがドイツにとってどんな意味を持つのかを物語っている気がした。
私たちが歩いた時は辺りも暗く、歩きながら怖くも感じたけれど、
そうして歩くことに、きっと何らかの意義があると思った。
それから向かったのは国会議事堂。
もう完全に夜なので、「開いてたらいいねー」なんて期待せずに向かったのだけど、
なんと開いていた。そして空いていた。
なんと22時まで入場可能、0時まで開放されているらしい。
あんなに店を早く閉めるドイツなのに、こんなことがあっていいのか!
と私たちははしゃいで入館。入堂?
嬉しいことに見学は無料。
私たちが入ったのは、国会議事堂のガラスドーム。
ちょっと構造を説明しづらいのだけど、
こんな感じの、the 近未来!的なガラス張りの建物。
個人的に大変ツボにハマり、かなりはしゃいでしまったりした。
上の階からはベルリンの夜景も見える。
こんなくつろぎスペースもあり、超リラックスモードで写真を撮ってしまったりもした。
階下ではこの国一重要な会議が開かれるというのに、
こんなにリラックスしてしまって良いのだろうか、というくらい。
建築に興味ある方にはおすすめの建物。
本当に斬新で面白かった。
その後、実はまだ夕食をとっていなかった私たちは、
ベルリン中央駅にあったアジアンレストランで食事をすることに。
私は焼きそばらしきものとワンタンスープを食べた。
安い上に美味しいという究極の幸せ。
その後、なんとなく駅構内のマックに行き、ジュースを飲む。
隣接していたマックカフェのソファに座っていたら、
ここでめちゃくちゃかっこいい店員のお兄さんに遭遇。
ドイツで見た男性の中で、これまでで一番かっこよかった(と、この時は思った)。
お兄さんは私たちに気さくに話しかけてくれ、記念の写真撮影にも応じてくれた(笑)
そんなこんなで、なぜかホステルに帰ったのは夜中の1時。。。
(安全とはかぎらないので真似してはいけません)
当然のごとくエリナは寝ていたので、
物音を立てないように気をつけながら、私たちも眠りについた。