先日、レーゲンスブルクへ一緒に行って親交を深めたスロヴァキア人のユライとツザナ。
2人とレオナ、潤、私の5人で、またまたバイエルン州の町を観光することになった。
行き先はドイツ最古の町と言われるアウクスブルク。
日本では梅雨が始まり暗くじめじめとしがちな6月だけれど、
ヨーロッパでは木々が青々と生い茂り、本当に美しい季節。
そんな陽射しの強い中、観光で歩き回るということで、
この日、私はついにドイツでの日傘デビューを果たした。
欧米諸国では基本的にこんがり小麦色の肌が健康的で美しいとされているので、
肌の弱い人以外は敢えて肌を焼きたがる傾向にあるため、
当然、日傘なんて差している人は皆無なのだけれど、「むしろアイヒシュテットでこれを流行らせてやる!」くらいのスタンスで夏を生きることにした私。
余談だけれど、流行るまではいかないまでも、私の真似をして傘を差す中国人留学生もいたり、
発音の授業のリタ先生のように「その傘かわいい」と注目してくれる人はいた(笑)
日傘話はさておき、アイヒシュテットからアウクスブルクまでは列車に乗って2時間ほど。
爽やかな夏空の下、私たちは駅からアウクスブルク市街へ出た。
この日、私たちを案内してくれたのは、ツザナの友達であるクリストフという名前のドイツ人学生。
くりくりした瞳とくるくるの赤毛が印象的な彼は、どうやらアウクスブルク出身らしく、なんと4歳の娘も連れていた。
彼女の名前はレアといって、元気でとてもかわいらしい女の子だった。
クリストフは我々をトラムに乗せて案内してくれたのだけど、
このトラムがもう、この暑いのに冷房もきいていなくてものすごく暑く、まるで地獄のようだった(笑)
サングラスをしているから載せてしまうけれど、左の彼がユライ。
前を行くのは左からクリストフ、娘のレア、そしてツザナ。
手だけ写っているのはおそらくレオナ(笑)
アウクスブルクで有名な建物と言えば、低所得者のために16世紀に建てられたという集合住宅、フッゲライ。
緑の蔦がからまったこの様子が特徴的で、今は観光名所になっている模様。
私たちは行かなかったけれど、敷地内には博物館なんかもある。
その後も、クリストフに連れられるまま、みんなでアウクスブルクをうろうろ。
こんな緑の道が普通に存在するのがなんだか羨ましい。
こんなところに住めたら素敵だなあ、と思い、思わず撮った写真。
前方に見えるは、聖ウルリヒ・アンド・アフラ教会。
1474年に建築が開始され、1555年、ルター派の信仰が認められたアウクスブルクの宗教和議を記念し増築されたため、
新・旧教が同じ敷地内にある非常に珍しい教会とのこと。
ひととおり歩き回った後は、カフェでアイスを食べたりして一休み。
遅くなる前に、アイヒシュテットへの帰路についた。
最後に、関係ないけれどちょうどこの時期に撮っていたので、寮の私の部屋写真を一部公開(笑)↓
やたらとオレンジにはまっていた当時が懐かしいかぎり(笑)